家計簿はきっちりとつけるべきか否か

家計簿

しっかりさん
しっかりさん

ノートにちまちま書くのが好きだから、家計簿をちゃんとつけよう。

デジタルさん
デジタルさん

今どきはエクセルで家計簿つけたほうが、計算も早くていいでしょ。

家計簿は手書きで書くもよし、エクセルで作成するもよし、だと思います。

でも、そもそも家計簿は必要なんでしょうか?


ちなみに私は家計簿をつけていません!

昭和のお母さん
昭和のお母さん

ちゃんと家計簿をつけないと収支がわからなくなるじゃないの!

と怒られてしまいそうですが、いかんせん共働き。帰ってきてからやること山積み。


時間が足りませんし、そもそも毎日大根が●円、牛乳が●円ときっちり書いていられません。



なので私は家計を項目ごとに袋分けして管理していました。


もちろん、性格上きっちり毎日家計簿をつけるわ、という方はそれがベストです。家計を預かる人が分かりやすく、やりやすくすることが大切です。


家計簿ほどではないですが、毎月の袋分けの項目と金額はノートに記載していました。



1ヵ月の費用を袋分けする

最初に住宅ローンや保険、光熱費などあらかじめ口座引き落としになっているものは、引き落とし用口座に、毎月の貯金は貯蓄用口座に先に入金します。先取りが大切です。

無地の封筒を用意して、表に項目と金額を書いていきます。

  • 食費①②③④⑤(1ヵ月を5週と考え、食費を5つにわける)
  • 米代
  • 夫こづかい
  • 妻こづかい
  • ガソリン代
  • 新聞代
  • 医療費(病院代、市販薬代、コンタクト代など)
  • 日用品費
  • 予備費
  • 残金(余ったら残し貯め)

それぞれの項目の下に金額を書いておき、袋の中にその金額を入れます。




あとはその袋の中のお金を使うだけ。余ったら別貯めにします。




私なりのゆるいルールとして、袋間の貸し借りはオッケーにしました。




たとえば食費①の期間(4/1~4/7)に、よくいくスーパーが半期に一度の特売だったとしたら、食費②から2千円借りるのはアリという具合です。




その結果、食費②が足らなくなって食費③から2千円借りて・・・を繰り返すことになり、最終的に食費⑤が足りなかったら、予備費から使ってもオッケー。食費がなくなっても予備費があるわ、くらいのテキトーさでやりくりします。




お米は5つに分けた食費で賄うと、買うとき買わないときの予算繰りがややこしいので別にしました。




不意の出費があった場合(例えば猛暑で幼稚園から空調代を別途徴収された、など)は予備費から出して、封筒に幼稚園別途徴収¥2000と書いておきます。




こうすることで、袋の中にあるぶんだけのお金でやりくりすればよいので、大体は予算を守ることができます。





ちょっと体調がすぐれず、ごはんを作れないのでお弁当を買ってきてもらった、とか子供の服が一気にサイズアウトで買い直したとかは、毎月の残金(毎月給料の額が違うので、定額を分けるたあと、いくらか残ることがある)から出しました。





この残金と月の終わりに各々の封筒に残ったぶんが残し貯めです。ないときもあります。





袋の中身を使い切ってしまっても、貯金分は取り置いてあるので気にしません。
月の終わりに袋の中にお金が残っていたら、ラッキーくらいのゆるい感じにしました。




自分の財布と家計用財布は分けるべきか否か

袋分けした予算をそのまま持ち歩くのは、ちょっと恥ずかしいですね。

結婚当初は自分用の財布と家計用の財布(食費と日用品費を入れる)の二つ持ちをしていました。



でも鞄の中に財布二つというのが邪魔で、結局自分用の財布に食費と日用品費を入れてまとめました。



自分のお金と家計が混ざらないように、と長財布の小銭入れ横の右ポケットを自分用、左ポケットを家計用としてお札を入れ、小銭はフレキシブルにどちらで使ってもいいことにしました。



JALマイルを貯めるという目標を持っていたので、自分用も家計用もできるだけクレジットカードで支払いをして、その日のうちにカード支払い用の袋に使った分のお金を入れるようにしました。こうすることで財布の中のお金が減るので、「ああ、もうあまりカードは使えないな」と自制がききます。





自分のお金と、家計費がごちゃ混ぜになってしまわなければ、財布は一つにまとめておくほうが楽です。



家計を正しく機能させるためには、自分のお金(こづかいなど)と家計費はきっちり線引きしたほうがよいです。


化粧水、乳液は家族みんなで使うから日用品費から出して、自分用の化粧品はこづかいから出す、など決めておくほうがいいですね。

まとめ

  • 家計簿はつけてもつけなくてもよいが、毎月の費用は分けておく。

  • クレジットカードを使ったら、その日のうちに利用分の現金をカード支払い用の袋に入れておく。

  • 自分のお金と家計のお金はきちんと線引きしておく。