ライフプランが変わったら、住宅ローン返済も変わってくるかも

転職



若き日のsekirara
若き日のsekirara

私は土日祝休みの9-17時勤務だけど、

夫はシフト勤務で朝ゆっくり、帰り終電なのよね。
生活にすれ違いが多くて、ご飯も一緒に食べられない・・・

sekirara夫
sekirara夫

じゃあ、今の仕事を辞めたらいいよ。
僕も今の仕事を辞めて違う会社に移ろうと思っているから。

私ものんきなら、夫ものんきでした。

正社員の2馬力で住宅ローンを組んだのだから、そのまま行く方が良いのです。

働き方が変わると、返済の仕方も変わってくるのですから。

働き方が変わったときの住宅ローン返済を考える働き方が変わったときの住宅ローン返済を考える

2馬力(共働き)を前提とした住宅ローンを組んだ場合、予想できること


2馬力→1馬力になったとき、返済が大変になる。

当たり前ですね。


よくあるパターンとして、妊娠出産を機に妻が退職というのがあります。


正社員ならば、産休育休を取って復職を目指してください。

  • こんなに可愛い子供と離れたくない
  • 3歳までは手元でゆったりと育てたい


産んだら気持ちに変化が出るのも分かります。

でもね、仕事は大切! 収入って大切。

一時の感情で退職してしまうと、小さい子供を抱えて今後正社員になるのは、なかなか大変です。

小さい子がいるとパートで仕事を探すことすら、ままならなくなります。


結婚退職ももったいないです。働きましょう。収入は暮らしにプラスになりますから。


2馬力を想定して住宅ローンを組んだのなら、どんな形でも2馬力で頑張るのが望ましいです。

働き方を工夫してみる

正社員という形でなくてもよいのです。扶養内パートでも立派な収入です。

私は、夫とのすれ違いを解消するには、正社員は無理と考え、扶養内パートで103万の壁を超えないように月の収入¥85000ほどで働くことにしました。


これだけでも我が家では住宅ローンほどの金額ですから、パート収入もあるに越したことはありません。



選んだのは高校生向けの塾です。
午後から夜10時までのシフト勤務なので二人の都合を合わせるには、ちょうどよかったのです。



面接では正直に下記の2点を伝えました。

  • 将来的には子供を持ちたいと思っていること
  • 今はまだ生活基盤をしっかりさせたいので働きたいこと

きちんと説明したので採用していただけましたが、新婚だとすぐに妊娠して辞めると思われたり、小さいお子さんがいると急に休んだりするだろうと思われて、なかなか採用につながらない方もいると思います。


私の場合、13時~22時の間という学習塾ならではの時間帯であったことも、採用されたポイントになったと思います。


9時~15時の時間帯(子供が出払って、帰ってくるまで)の仕事は人気のため、長く続けるパートさんがいて入り込む隙がなかなかありません。


働き方を少し考慮して、勤務時間の幅を変えるというのは有効な手段であるといえます。

内職をおススメしないわけ

お子さんが小さいと家にいてできる仕事を、と考えますよね。



「内職なら小さい子がいても家でできるわ」と安易に内職をするのはあまりお勧めしません。

単価が安いので、コスパが悪いのです。



私も子供が1歳くらいのころに、「夜にちょこちょこやればいいかも」と一度だけ内職をしてみたことがあります。


コンビニで販売している、箱入りの景品付きライターの箱の組み立て1000個で¥3000というものでした。


単純に考えて1個作って3円!時給で考えても割に合わないけど、内職ってこんなものと思っていたんですね。


家で出来るならいいかと。


納期は5日ほど。子供を寝かしつけてから少しずつ組み立てればいいし、組み立て材料は届けてもらえて、仕上がったら取りに来てくれるから面倒ではないと思っていました。


実際は届いた段ボールの量が多くて一部屋つぶれるし、寝た子が起きると作業中断だし、納期に間に合わないかもと、仕事帰りの夫にも手伝わせ、こんなにくたくたで¥3000はコスパが悪すぎると一度きりの経験でした。


小さい子がいて、納期があり、品数の多いものは時間がかかりすぎます。


今なら、アフィリエイトやブログ、メルカリで不用品を売る、などで稼ぐこともできる時代ですので、そのときそのときに合う働き方を探すとよいと思います。

夫が転職するメリット・デメリットを考える


我が家は、私が退職したあと夫も転職しました。同業他社ですが、働き方も多少変わりました。


転職のメリット

  • 収入が上がる
    (下がる場合もあります)
  • これまでの経験が生かせる
    (全くの異業種転職もあります)
  • 時間に余裕ができる
    (これまでがすれ違いすぎたので)

転職のデメリットで思いがけなかったことは給料日が変わったということです。


住宅ローンを組んだ時は給料日が25日だったので、住宅ローンの引き落としは翌月2日と決めていました。



ところが転職したら給料日は月末。だいたい30か31日です。そこから翌月2日の引き落としまでの日数がなさすぎて、給料振り込み先C銀行から、ローンの支払い先A銀行に入金が大変でした。


貯金しても金利はわずかな時代、ネット振り込みの手数料もばかになりませんので、毎月直接銀行ATMまで出向いていました。


住宅ローンは一度でも返済が遅れると多くの場合、遅延損害金が発生します


住宅ローンを組んだ際の契約書に返済日と、遅延した場合は遅延損害金が何%という記載がされているはずですので、支払いが遅れた場合は遅延損害金を払わなければなりません。



ちなみにこの遅延損害金は、利息より高いことが多いです。



住宅ローンの返済は支払日にきちんとしないといけないんです。普通のカード支払いや、学校の納付金のように「25日に引き落としができていませんでしたので、月末に再度引き落としをしますね」、というようなものではないのです。



安易に転職活動をして、なかなか次が決まらない場合でも、住宅ローンの支払いは待ったなしです。


毎月の支払い計画はきちんと立てて、そのうえで働き方も考えていきたいですね。