働き方が変わったときの住宅ローン返済を考える

2馬力でスタートした新婚生活&住宅ローン返済生活。


初めての二人暮らし、しかも新居、ウキウキかと思いきや、いろいろ考えることが出てきました。

二人の生活がすれ違ってきた

土日祝休みの普通の会社員である私と、サービス業のためシフト制で不定期休日、賄付きで帰りの遅い夫。
早速これでもか、というくらいに生活がすれ違っていきます。

7:30には家を出て、夜は24時には眠る私と、9:30に起きて仕事に行き、帰りは終電が多い夫。
顔を合わせることが出来ても、明日に備えて寝る直前の私がせいぜい10分程度話すくらい。



用意しておいた朝ごはんが、帰宅してもテーブルの上にある。
「ごめん時間がなくて食べられなかった。家に帰ってから食べるよ」のメモ

二人の生活を整えるためには

若き日のsekirara
若き日のsekirara

ギリギリに起きたから時間なくて、そのまま仕事に行ったのね。

朝ごはん食べずに行くなんて、健康に良くないわぁ。

こんな日がたびたびあり、仕事に悩んでいたこともあって、私は決意します。

若き日のsekirara
若き日のsekirara

私が仕事を辞めて、夫のサポートができるように

働き方を変えるわ!

・・・若いから簡単にできたんです、こんな発想。
今の私だったら、新婚の私に

sekirara
sekirara

ダメダメ。仕事辞めるなんてダメ!
家を買ったんでしょう?

というはず。


夫は、というと

sekirara夫
sekirara夫

いいんじゃない?

俺も転職するし。

夫はサービス業。転職とは同業他社への横の移動みたいなもの、という感覚。


待て待て、住宅ローンを組んだばっかり!
二人ともしっかり!!



これね、やっちゃだめですよ!やっちゃったんですけどね、私たちは。



住宅ローン返済期間中に、働き方を変えて困ったこと

①給料日が変わる可能性があるため、給料日から返済日までの期間が短くなった。

給料日が25日から月末に変わり、住宅ローン返済日(毎月2日)までに引落口座に住宅ローン返済額を入金しておかなければならないが、日数に余裕がなく焦った。
(手数料がバカにならないと、銀行をはしごしていたため)


②新婚で妊娠希望があると、正社員として雇用されにくいかも

雇う側も本人も、子供を持つ(妊娠する予定である)未来を考えると、正規雇用に結びつきにくい。(当時はそうした風潮がまだありました)
そのためパートになると1馬力が0.5馬力くらいになる。
今いる会社で、産休育休をとって仕事を続けるほうが経済的負担は少ない。


③自由になるお金が減るため、くだらない喧嘩が増える。


2馬力の時と明らかにお金の使い方は変わってきます。行き過ぎた節約は、お互いの心を疲弊させてしまいます。互いのこづかいを減らしたことで、夫は「働く意欲がそがれる」と不機嫌になり、快適な返済生活のためには、こづかいを死守することは必須であると気付きました。

ちょっと無謀でした、若き日の私たち。
でも働き方を変えてしまったのなら、なんとかしていくしかありません。

私は子供ができるまでは夫に生活時間を合わせる生活にすべく、シフト制の扶養内パートになり、夫は転職したことで、最初は少し手取りが減ってしまいました。

そこで、これまでの家計のやりくりではいかん、と見直しをしました。

二人暮らしの生活費ってどれくらい?
見直した家計費の内訳

・住宅ローン      80000(変わらず)

・水道・光熱費・通信費 30000→35000

・保険料        25000(変わらず)
(2人分)

・ガソリン代      5000 (変わらず)

・食費         30000→24000

 (週¥6000×4週)

・日用品費       18000→15000

・レジャー費      10000→6000

・夫こづかい      30000(変わらず)
(昼食代・散髪代含む)

・妻こづかい      30000→10000
(扶養内パートになったため)

・予備費        10000

・医療費        10000

・貯金         50000

これで支出¥300000
二人とも固定給ではないので、多少増減はあるにしてもやっていけるラインで考えました。


毎月変わる残金(給料合計-支出¥291000)は緊急用貯金として別途貯金することにしました。残し貯めだけではなく、ちゃんと先取り貯金もしました。


毎月必要最低ラインは約29万。扶養内なので私は8万、夫は21万を持ち寄ればなんとかなる。それ以上のお金は余剰分として貯金しておく。こんな感じにしておきました。


今はこれで何とかなりますが、子どもができるとなると私の収入がなくなります。その時のことも考えておかなければいけません。


2馬力で家計に余裕があるときも、1馬力で家計を支えなければならないときも、固定費の毎年の予算建て、流動費(食費やおこづかい、レジャー費などですね)の見直しが必要です。


あればあるだけ使っていたら、ないときの節約がしんどくなるので、できるだけ毎月一定にできるほうがいいですね。


家計がちょっとしんどいなと思うときは、毎月の先取り貯金の額を減らしてもいいんです。



大切なのは毎月先取り貯金を続けること


うちの場合だと毎月5万の貯金を見込んでいますが、今月は厳しいかも、というときは貯金が1万しかできなくてもゼロでいくよりはいいんです。貯めグセをつけておくことが肝要です。