固定金利と変動金利、どちらを選ぶべきか

固定か変動か



固定金利を選んだわけ

変動金利は、先が読めなくてコワイ。固定なら一定期間の予算が組める。

数字に一喜一憂してしまうタイプなら、固定のほうが安心ではないでしょうか。

私はまさに、3年間の安心を買うべく、固定金利を選びました。




ローンを組むなら固定金利か変動金利か、これは正解のない問いだと思います。

賃貸か分譲か、新築か中古住宅か、もそうですね。

働き方によっても、状況によっても選び方は変わると思いますし、それぞれの価値観の違いでも選び方は変わりますね。

私がローンを組んだ21年前、私の周りでは2~5年くらいの固定金利を選ぶ人が多かったように思います。
10年固定になるとやはり金利が上がってくるので、躊躇してしまうんですね。

変動は固定より当然金利が低かったけど、上がったときの返済が一気に苦しくなるイメージで、私は選べませんでした。

ただ、今の低金利が購入当初にあったなら、迷わず変動金利を選んでいたと思います。
それくらい魅力的なんです、今の低金利は。だって1%を下回るものが出てきているではないですか。

私たちがB銀行で固定金利3年で組んだ時は、2.2%でした。


B銀行で住宅ローンを組むと、0.3%の優遇がローンを組んでいる35年間付くので、実際の住宅ローン金利は1.9%

当初そんなものかと思っていたら、親世代以上のバブル期に家を買った人からしたら、この金利はとても安いんですよね。バブル期に7%ほどの金利を体験している叔母から

いまなんて、びっくりするくらい金利が安いのよ

いま家を買わないなんてもったいない

と結婚が決まったときに、やいやい言われたものです。

まあバブル当時は銀行の預金金利も高かったですけどね。今は預金金利が0.001%とかですからね。

この叔母の強引な一言から、20代の若い二人が家を買うと決意してしまいました。

思えば家を買うことにおいて、周囲から背中を押されっぱなしでした。
でも押されっぱなしで家を購入したわけではありません!お金についていろいろ考えました。


住宅ローンを組む時の目安25%とは


住宅ローンの支払いを総手取りの25%までにおさえる



つまり住宅ローンを手取りの1/4以下にしておくことが、無理のない住宅ローン返済の秘訣と雑誌やTVでよく言われていたので、この25%のラインはいかなる時も死守しようと決めました。





毎月の返済額から、総手取りを考えてみる

住宅ローンはずっと支払っていくものです。返し続けるには、どうするのが最適か考えました。

まず購入から3年固定2.2%
(実際は0.3%の優遇で1.9%)の返済額は

夫 1500万の借入金額で ¥48,923

妻  850万の借入金額で ¥27,723
(支払い開始月のみ¥22,671)

2人で¥76,646 /月

これをざっくりと¥80,000 /月と考えて

若き日のsekirara
若き日のsekirara

二人で毎月¥320,000の収入があれば

ローンは25%以内に抑えられるな

固定金利の見直し時期などで、多少金利が変わっ手返済額が増えたとしても対応できるように、毎月8万を住宅ローンの支払いと考え、それを支払うために必要な総手取りを考えていきます。

例えば夫の給料が変動で¥240,000~300,000だとしたら

¥320,000に足りない分を私の収入で補って、総収入が多い時は繰り上げ返済用などの貯蓄にまわす。

まだ新婚で子供もいなかったため、教育費などがかからないうちは、こんな感じで進めていこうと思ったのです。

もちろんそれには夫の協力が必要不可欠です。

3年後の固定か変動かの見直しの時は、その時の情勢や金利を考えて、どちらにするか二人で決めていくことになりますが、ローンの組み始めは、安定志向の私の意見を取り入れてもらい、固定でいくことにしました。